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【横浜市鶴見区の不動産屋】再建築不可物件を購入するメリットはあるのか解説します

不動産情報を見ていると、中には「再建築不可物件」と書かれているものがあります。
再建築不可物件と知らずに不動産を購入してしまうと、後から困ったことになるかもしれません。
再建築不可物件を購入することに、メリットはあるのでしょうか?
再建築不可物件のメリットについて、解説します。

目次

再建築不可物件のメリット①価格が安い

再建築不可物件は、現在ある建物を取り壊して新たに家を建てることが認められない不動産のことをいいます。
現在の建築基準法に違反している物件なので、新たな建築は認められません。


しかし、立て直しが認められない以上、古い建物をそのまま利用しなくてはいけないのです。

しかし、不便な再建築不可物件であっても、購入する人は少なくありません。
なぜ再建築不可物件を選ぶのかというと、メリットがあるからです。
特に注目されるのが、価格の安さです。

同じエリアで同等の広さの物件と比べると、再建築不可物件の価格は明らかに安く設定されているのです。
場合によっては、半額近い価格になることもあります。

東京都内は、土地の価格が高いことで知られています。
価格の高さから東京都内で一戸建てを持つのは諦めている人も多いのですが、再建築不可物件であれば無理なく家を持つことができる人も多いでしょう。

また、駅の近くで交通の便がいいエリアでも、かなり安く購入できるでしょう。
建て替えができない点が不便で、需要が低くなってしまう再建築不可物件は、料金を安くすることで需要を高めているのです。

再建築不可物件のメリット②リフォーム費用を確保できる

再建築不可物件は、立て直しを禁止されている物件です。
しかし、あくまでも禁止されているのは立て直しなので、リフォームについては禁止されていないのです。

近年は、古い家を大規模にリフォーム、リノベーションして住みよい家にする、ということも増えています。
そもそも、再建築不可物件はリフォームやリノベーションをしないで住むことはできないでしょう。

再建築不可物件が建てられたのは、建築基準法や都市計画法が施行される前です。
建築基準法は1950年、都市計画法は1968年に制定されているため、最低でも築50年以上経過していて、手を加えなければ住めない物件がほとんどなのです。

再建築不可物件は他の物件と比べて、購入するための費用が安いのがメリットです。
購入価格が安い分、リフォーム費用に予算をかけることができるのです。
同程度に古い物件をリフォーム前提で購入するのであれば、再建築不可物件の方がいいかもしれません。

再建築不可物件のメリット③固定資産税が安い

不動産を所有している間は、固定資産税を納める必要があります。
固定資産税は物件価値によって決まるため、価値が低い再建築不可物件の場合は固定資産税も安いのです。

また、建物にかかる固定資産税は、物件価値に加えて築年数も考慮されます。
木造住宅の場合は、25年以上経過すると新築時の2割になるため、再建築不可物件はかなり安くなっています。

固定資産税は、毎年支払う必要があるものです。
1年ごとの違いは少なくても、長く住み続けるうちに差額はかなり大きくなります。
将来的なことも考えれば、固定資産税は安い方がいいでしょう。

まとめ

再建築不可物件は、たとえ地震や火事で家が失われたとしても立て直すことができない物件なので、不便に感じることも多いでしょう。
しかし、元々の価格が安く、物件を購入する費用をリフォーム代に上乗せすることも可能であり、毎年納める必要がある固定資産税も安いというメリットもあります。
安く購入することが可能というのは魅力と感じる人もいると思うので、ぜひ検討してみてください。

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