【横浜鶴見で住宅ローン相談】住宅ローンの審査基準とは?
住宅を購入する際、多くの人は住宅ローンを利用するでしょう。
住宅ローンは誰でも契約できるわけではなく、金融機関が審査を行って基準を満たしている場合のみ契約できます。
住宅ローンの審査は、どのような基準で行われているのでしょうか?
住宅ローンの審査基準について、解説します。
住宅ローンの審査基準
住宅ローンは、各銀行をはじめとして多くの金融機関が取り扱っています。
1つの金融機関で審査に落ちたとしても、他の金融機関なら審査を通ることもあります。
審査基準が厳しい金融機関と、通りやすい金融機関があるのです。
審査のポイントについても、ほとんどの金融機関で共通している点もあれば、一部の金融機関でしかチェックしていない点もあるのです。
基本的な審査基準について、解説します。
ほとんどの金融機関でチェックするのが、年齢や健康状態です。
年齢は、借り入れをする時の年齢と完済時の年齢をチェックします。
住宅ローンは、平均30年返済するため、返済中健康で働くことができるかどうかが重要です。
また、勤続年齢も重要なポイントです。
長く働いていれば、転職や離職の可能性が低いため、収入も安定しやすいでしょう。
雇用形態も、収入に大きく関わってきます。
住宅ローンの場合、特に重要なのが長期的に安定して返済ができるかという点です。
業種が離職率の低いものであれば、審査の際有利になるでしょう。
景気に左右されず、安定した収入を得られるかどうかが特に重要です。
国籍や性別、家族構成なども審査基準の一部です。
日本に長く住む人でなければ住宅ローンの返済も滞る可能性があるため、日本に永住する権利を持っていることが条件になっている金融機関も少なくありません。
また、独身よりも既婚者の方が責任感を持ち、収入も安定していることが多いため、審査に通りやすくなります。
同居人が働いていれば、返済できなくなった時のリスクヘッジとなるため、更に審査に通りやすくなります。
また、就学中の子どもがいると、安定して返済するのが難しくなるかもしれないと思われて審査に落ちやすくなります。
性別に関しては、女性であれば出産などで仕事を離れる可能性があるので、審査で不利になるのです。
借りる時の経済状況
住宅ローンの審査では、借りる時の経済状況もチェックされます。
借りる時の経済状況の審査基準としては、年収や融資可能額、担保評価などを確認されます。
そして、必ずチェックされるのが、返済負担率です。
返済負担率は、年収に対して返済額が占める割合を示したものです。
例えば、年収が500万円で年間150万円返済するとしたら、返済負担率は30%となります。
返済負担率は、金融機関ごとに基準を定めています。
基準を超えてしまうと、生活に影響が出ると判断されるため融資を受けることができなくなってしまうのです。
融資可能額は、返済負担率や不動産の価格などを基準として決定されます。
融資可能額を超える価格の不動産を購入したい場合は、オーバーしている分を頭金として用意する必要があるでしょう。
住宅ローン以外にも借り入れがある場合は、返済の妨げとなってしまいます。
返済の負担も増え、更に借金を重ねる可能性があると判断されることもあります。
所有財産はあまりチェックされませんが、不動産などの財産があると返済能力が高いと思われます。
まとめ
住宅ローンを利用する際は、金融機関の審査を受けることになります。
審査基準は金融機関によって異なるため、審査の結果住宅ローンを利用できない場合でも他の金融機関なら審査に通る可能性もあります。
住宅ローン以外にもカードローンなどを利用していると、審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
他に借金がある場合は、事前に返済を終えてから住宅ローンに申し込むのがおすすめです。