【横浜鶴見で任意売却】任意売却の種類④リースバック

ほとんどの人は、自宅を購入する際に住宅ローンを利用します。

しかし、中には住宅ローンの返済ができなくなり、自宅を手放すことになる人もいるでしょう。

自宅を手放す際には任意売却という方法があるのですが、任意売却にはリースバックなどいくつかの種類があります。

リースバックはどのような方法なのか、解説します。

リースバックとは？

住宅ローンの支払いができず、自宅を手放す際には任意売却という方法があります。

任意売却と一口に言っても、実はいくつかの種類があるのですが、任意売却の種類の１つであるリースバックというのはどのような方法なのでしょうか？

リースバックは、売却後賃貸とも呼ばれる方法です。

同じく任意売却の種類の1つである買戻しに近い方法であり、売却後の自宅に賃貸で済み続けたい場合に選ばれます。

購入者は賃貸物件として購入し、賃借人が最初から決まった状態となるのです。

買戻しとの違いは、後で買い戻すかどうかです。

買い戻すつもりがない場合は、リースバックとなるのです。

所有権は手放して自分のものではなくなるにしても、自宅から引っ越さず住み続けることができるため、あまり環境を変えたくないという人に向いている方法です。

自宅に特殊な設備がある場合なども、リースバックを利用することが多いでしょう。

リースバックのメリット・デメリット

リースバックのメリットは、自宅を売却しても引っ越す必要がないため、自身のこだわりで建てた家に住み続けることができるという点です。

引っ越しの必要がないため、手間もかかりません。

自分の持ち家では無いため、固定資産税の支払いも必要なくなります。

固定資産税は所有者が支払うため、手放して賃借人となれば支払う必要がなくなるのです。

ただし、賃貸物件となるため、毎月の住宅ローンの返済はなくなっても家賃は住み続ける限り毎月支払う必要があります。

家賃の設定額が住宅ローンの返済額より高額になる場合は、支払い続けるのが難しいでしょう。

また、いくら住み慣れた家であっても、もう自分の家ではない以上改築などはできなくなります。

どうしても必要な場合は、所有者と話し合う必要があるでしょう。

まとめ

リースバックは、自宅を売却した後に借りて住み続けるという形の任意売却です。

自宅を手放して所有権は失うものの、引っ越す必要もなく住み慣れた家に住み続けることができるのがメリットですが、住宅ローンの返済の代わりに家賃を支払う必要があるため、支払いが可能かどうかをよく確認したうえで利用してください。

元々は自宅だったとしても、手放した以上は自分の持ち家ではないことを忘れないようにしましょう。