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【横浜鶴見で任意売却】任意売却以外の方法②個人再生

住宅ローンの返済が難しくなったときは、任意売却をして住宅を手放すという選択肢を考える人も多いでしょう。

しかし、必ずしも任意売却しか選択肢がないわけではありません。

債務整理によって、自宅を手放さずに住宅ローンの返済ができるかもしれないのです。

債務整理の1つの、個人再生について解説します。

目次

個人再生とは?

住宅ローンの返済ができなくなったという人の中には、住宅ローン以外にも借金があり、毎月の返済額が増えてしまい返済ができなくなったという人もいるでしょう。

住宅ローン以外にも借金がある場合は、債務整理によって問題を解消できる可能性があります。

債務整理の一種である個人再生は、借金を原則5分の1に減額したうえで、分割での返済ができるようにする手続きです。

例えば、カードローンで合計500万円を借りている場合は、100万円に減額できるのです。

ただし、減額できるのは最低でも100万円までなので、借金の合計が100万円以下の場合は特に意味がありません。

また、基本的にすべての借金を対象に含める必要があります。

例外となるのは住宅ローンで、住宅ローン特則があるため個人再生の対象に含める必要はありません。

対象に含めた場合は、減額されるのではなく競売の手続きが進められることになるかもしれません。

個人再生のメリットとデメリット

個人再生の手続きをするメリットとして、まず借金の元金を大きく減額できるという点があります。

もし借金が1000万円ある場合は、200万円まで減額できるのです。

また、住宅ローンの返済が難しくはなったものの、自宅を手放したくないという人にはメリットも大きいでしょう。

自宅を残して、手放さず住み続けることができるのです。

しかし、個人再生の場合は住宅ローンを除いた借金が100万円以下だと、特に効果はありません。

また、裁判所を通じて行う手続きなので、様々な手間がかかります。

要件も定められているので、気をつけましょう。

裁判所には、再生計画案などを提出する必要があるため、かなり手間もかかります。

弁護士や司法書士に依頼しなければ、手続きをスムーズに進めるのは難しいでしょう。

よく検討したうえで、手続きを始めるかを決めてください。

まとめ

住宅ローンの返済が難しくなったとき、他の借金が原因という場合は個人再生を行うと、負担が減って住宅ローンの返済もできるようになるかもしれません。

個人再生の手続きは基本的にすべての借金が対象となるのですが、住宅ローンについては特約によって除外できるため、住宅を手放さずに借金を大きく減額できるでしょう。

ただし、要件が定められているため、事前にきちんと確認してください。

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