【横浜市鶴見区の不動産会社】リノベーションローンのメリット・デメリット
中古物件を購入し、リノベーションしようとする方の中には、当然ローンを利用して資金調達を行う方もいます。
このとき利用できるローンの一つに、リノベーションローンというものがあります。
今回は、リノベーションローンの概要とメリット・デメリットについて解説します。
リノベーションローンの概要
リノベーションローンは、その名の通り住宅のリノベーションまたはリフォームを行う際に利用するローンです。
無担保型と有担保型があり、一般的には無担保型が多くなっています。
無担保型は返済が困難になった場合に備え、財産などを差し出す必要がないタイプです。
住宅ローンとの違いは、物件購入と併用してリノベーションを行うときだけでなく、リノベーション単体で行うときにも利用できるという点です。
リノベーションローンのメリット
リノベーションローンは、住宅ローンよりも審査書類が少ないため、審査が煩雑になりにくいです。
審査期間も1~5日と比較的短いため、なるべくスムーズに資金を調達したいという方にはおすすめです。
またリノベーションローンでは、住宅ローンで必要になる抵当権設定費用、金融機関の保証料といった費用は原則発生しません。
こちらもスムーズに利用できる理由です。
さらに、リノベーションローンでは10万円以上など、比較的少額でも借りられます。
そのためフルリフォームではなく、階段に手すりをつけるなどの部分的なリノベーションを行いたい方も気軽に利用できます。
リノベーションローンのデメリット
リノベーションローンは、1億円程度まで調達できる住宅ローンに比べて、借りられる限度額が低いです。
前述の通り多くのリノベーションローンは無担保型ですが、こちらは500万円程度が上限になっていることも多いです。
そのため、大規模なリノベーションでは、すべての費用をカバーできない可能性があります。
また、リノベーションローンの返済期間は最長でも15年程度であり、短い分毎月の返済額が多くなることが予想されます。
さらに金利も年2~4%と高めであり、必ずしも住宅ローンよりお得に利用できるとは限りません。
まとめ
中古物件のリノベーションを行う方は、まずリノベーションローンと住宅ローンを比較しましょう。
どちらを選ぶべきなのかについては、利用する方の状況や優先事項によって変わってきます。
また、リノベーションローンを利用するのであれば、商品ごとの細かい違いも把握すべきです。
取り扱う金融機関によっては有担保型の場合もありますし、借入限度額が極端に少ない場合もあるため、注意してください。