【横浜市鶴見区の不動産会社】生産緑地の買取を依頼するメリット

生産緑地を売却しようと考える方は、売却できる状態になってから不動産会社に依頼し、買主を探すという段階を踏むことが多いです。

こちらは一般的な不動産売却でも同じことです。

また生産緑地の売却には、仲介ではなく不動産会社に直接買い取ってもらうという選択肢もあります。

今回はこちらのメリットを解説します。

短期間で現金化できる

買取の場合、仲介に比べて現金化できるまでの期間が短いです。

そのため、なるべく早く生産緑地を手放し、現金を手に入れたいという方にとってはメリットです。

仲介の場合、何ヶ月経っても買主が現れないということもよくあります。

特に生産緑地の場合、指定が解除されたからといって、すぐに一般の買主が見つかるとは限りません。

また原則として生産緑地の規模は大きいため、公有地の拡大の推進に関する法律により、売買契約の3週間前までに届出が必要です。

さらに開発許可を取得するのに約3ヶ月、登記上の地目を宅地に転用するのに約2週間かかります。

隣地との境界確定測量については、3ヶ月以上かかることも珍しくありません。

すぐにまとまった資金が必要な方にとって、このような期間は非常に苦しいものとなります。

一方、買取の場合は長くても1ヶ月程度で決済と引き落としが行われるケースが多いです。

ちなみに、生産緑地の買取を依頼する場合、査定時の金額がそのまま売却価格として反映されます。

買取を行う不動産会社は、自社がどれくらいの金額で生産緑地を買い取るかを売主に伝えるだけで、不動産査定を行ったことになります。

コストを削減できる

仲介による生産緑地の売却と比べ、買取はコストを削減しやすくなります。

なぜなら、仲介手数料が一切発生しないからです。

仲介手数料は、その名の通り不動産会社に仲介を依頼した場合にのみ発生する費用です。

そのため、直接業者に買い取ってもらう場合は発生しません。

また仲介手数料がかからないということは、市場価格より安い価格での売却になったとしても、コストが削減できる分で相殺しやすいということになります。

買取は仲介よりも売却価格が低くなる傾向にありますが、仲介手数料の分を考えるとそこまで損はしない可能性があります。

まとめ

買取を選択すれば、特殊な土地である生産緑地についても、早期に売却できることが考えられます。

またコスト面についても、仲介での売却と比べてメリットを得やすいです。

ただし、生産緑地の買取実績が乏しい不動産会社の場合、買い叩かれたりそもそも買取に対応してくれなかったりする可能性もあります。

そのため、なるべく特殊な不動産に強い業者を選択しましょう。

クラン株式会社では、訳あり物件を積極的に買取しています。