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【横浜市鶴見区の不動産会社】生産緑地で体験農園を経営するメリット・デメリット

生産緑地は売却するだけでなく、農地の特性をそのまま生かして土地活用が行われるケースも多いです。

また生産緑地の活用方法はさまざまですが、その中の一つに体験農園というものがあります。

今回は体験農園の概要や、経営するにあたってのメリット・デメリットについて解説します。

目次

体験農園の概要

体験農園は、文字通り利用者が農業を体験できる施設です。

農園主は利用者に指導を行い、種まきから収穫までの一連の農作業を体験してもらいます。

またバーベキューなどのイベントを開催することも可能です。

生産緑地は、指定解除を行わなければ、賃貸経営などの一般的な土地活用を行うことができません。

そのため、体験農園は生産緑地の形を残しつつ、通常の農地とは別の形で活用する方法ということになります。

生産緑地で体験農園を経営するメリット

生産緑地で体験農園を経営する場合、それほど莫大な初期費用はかかりません。

例えば指定解除をして賃貸物件を建築する場合、高額な建築費用がかかりますし、駐車場経営の場合もアスファルト舗装や場合によっては精算機導入の費用がかかります。

一方、体験農園は所有している生産緑地にほとんど手を加える必要がないため、コストパフォーマンスという点では優れています。

また生産緑地での体験農園の経営には、転用がしやすいというメリットもあります。

一度建物を建築してしまうと、他の土地活用に転用する際、再び建物を解体しなければいけないことがあります。

その点、体験農園は建物がほとんど必要ないため、今後賃貸経営や売却などを検討する際に動きやすくなります。

生産緑地で体験農園を経営するデメリット

生産緑地の使い道に困っている方にとって、体験農園は非常に良い活用法ですが、経営にはある程度の時間と体力を要します。

そのため、忙しい方や体力に自信がない方にはあまり向いていません。

また体験農園には、天候や害虫などによる作物の不作リスクがあります。

このような状況になると、利用者が減少し経営を続けるのが難しくなる場合もあります。

ちなみに体験農園を経営するには、地域の農業委員会や自治体への届け出も必要です。

まとめ

地方の生産緑地を持て余している方、急に生産緑地を相続することになった方などは、一度体験農園という選択肢について考えてみて下さい。

すぐにでも生産緑地を手放したいという方は、迷わず売却に向けて動き出すべきですが、そうでない方はある程度活用できる方法を検討しなければいけません。

所有しているだけでは劣化も進みますし、需要がどんどん減ってしまう可能性もあります。

クラン株式会社では、訳あり物件を積極的に買取しています。

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