【横浜市鶴見区の不動産会社】資材置き場として土地を貸し出すメリット・デメリット

不動産を所有する方の中には、住宅ではなく何も建っていない更地を所有している方もいるでしょう。
またそのような方は、更地という状態を活かした不動産投資を実践するのが望ましいです。
今回は、資材置き場として土地を貸し出すメリットとデメリットについて解説します。

資材置き場の概要

資材置き場は、建築会社や土木会社などが使用する木材や石材、砂利といった資材を保管するための場所です。
場合によっては、建築作業や土木作業に使用する重機などが保管されることもあります。

また借主である建築会社、土木会社の従業員が車を停める場所としても使用されるなど、実際は借主がさまざまな用途で使用することが多いです。

更地の状態の不動産を所有している方は、周辺の会社を対象に、資材置き場としての貸し出しを行うというケースがよく見られます。

資材置き場として土地を貸し出すメリット

資材置き場として土地を貸し出すメリットとしては、まずイニシャルコストを抑えられるという点が挙げられます。

資材置き場は、文字通り資材を置くための場所であるため、貸し出すにあたっては基本的に建物を建築する必要がありません。
そのため、更地の状態でそのまま貸し出すことができ、貸主は費用を節約できます。

駐車場などの場合、更地であっても一度整地しなければいけないケースが多いですが、資材置き場は基本的に土地の状態も現況のままで貸し出せます。

また建物管理のような複雑な作業もなく、市街化調整区域内であっても、土地の利用の制限が少ないという点もメリットです。

資材置き場として土地を貸し出すデメリット

資材置き場として土地を貸し出すデメリットとしては、収益性が低いことや周辺環境によっては借り手が見つかりにくいことなどが挙げられます。

賃貸経営などとは違い、資材置き場の借主は基本的に1つの会社のみです。
その会社から受け取る賃料のみが収益になるため、そこまで大きな利益は期待できません。

また周辺に建築会社や土木会社がない場合、なかなか借り手が見つからず土地を持て余してしまうこともあります。
さらに地方などでは、各社がすでに広大な敷地を所有していて、資材置き場を必要としていないことも考えられます。

まとめ

一切建物を建築したり、土地を整備したりしなくても、借り手さえいれば資材置き場として貸し出すことはできます。
また賃貸経営などとは違い、不動産投資の知識も資材置き場の場合はほとんど必要ありません。
しかし収益性を重視して不動産投資を行うのであれば、多少イニシャルコストがかかったとしても、別の方法を実践すべきだと言えます。
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