


中古物件をリノベーションする際、思い切って間取りを大きく変更する方もいるかと思います。
大規模な間取りの変更を行っても、ある程度費用を抑えられるのが、中古物件のリノベーションの強みです。
今回は、吹き抜けのリノベーションを行うことのメリット・デメリットについて解説します。
吹き抜けは、建物の上下階を隔てる天井や床を設けず、空間を連続させた構造です。
主にリビングや玄関、階段などに設けられます。
中古物件の構造によっては、リノベーションによって吹き抜けを設置することが可能です。
また2階建ての場合、1階と2階をつなげるのが一般的ですが、3階建ての場合は1階から3階まですべてつなげるケースもあります。
吹き抜けを設けるメリットとしては、まず室内の開放感や明るさを得られることが挙げられます。
吹き抜けは空間を縦に広げることにより、開放感と明るさを生み出します。
特にリビングに吹き抜けを設ける場合、部屋全体が広く感じられ、自然光が入りやすくなります。
また吹き抜けは、家族間のコミュニケーションをスムーズにする効果もあります。
吹き抜けがあると、上層階にいても家族の様子がわかりやすく、声も届きやすくなります。
さらに、住宅のデザイン性が向上することもメリットです。
吹き抜けは空間にアクセントを加え、オシャレな雰囲気を演出します。
照明や窓の配置などを工夫すれば、より個性的な空間をつくり出すことが可能です。
中古物件に吹き抜けを設置することのデメリットとしては、冷暖房効率の低下や掃除の煩雑さ、音の問題などが挙げられます。
吹き抜けにすると空間が広くなる分、冷暖房効率が低下する可能性があります。
特に、冬場は暖気が上に逃げやすく、暖房費がかさむことも考えられます。
また吹き抜きは高い位置にあるため、掃除がとても大変です。
照明器具の交換や窓の清掃などについては、専門業者に依頼しなければいけないこともあります。
さらに、吹き抜けは室内全体に音が響きやすいため、他の家族の生活音が気になる場合があります。
豪華でオシャレな住宅といえば、吹き抜けになっているというイメージを持つ方もいるでしょう。
また吹き抜けはリノベーションによって設置できる場合がありますが、このときにはメリット・デメリットの両方を把握しておかなければいけません。
メリットばかりに目が行くと、せっかく設置したにもかかわらず、生活の不便さを感じてしまう可能性があります。
クラン株式会社では、訳あり物件を積極的に買取しています。
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横浜市鶴見区鶴見中央2-2-23
モナーク鶴見-2F
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