



リノベーションを実施する前には、家族同士で直接顔を合わせ、会議をすることが求められます。
住宅は家族全員で住む場所であり、リノベーションは家族全員の意見が反映されていることが望ましいからです。
今回は、リノベーション前の家族会議におけるポイントについて解説します。
リノベーション前の家族会議では、まず現在の住まいにおける全員の不満や不便な点をリストアップします。
例えば「冬の脱衣所が寒い」「収納が少ない」「生活動線が悪い」といった不満や不便に感じている点を、些細なことでも全員で書き出します。
また子どもの成長や親の加齢に伴うバリアフリーの必要性など、将来を見越した変化も話し合います。
このとき、他の家族の意見や希望を頭ごなしに否定せず、まずは最後まで聞く姿勢が大切です。
リノベーション前の家族会議では、各自の要望の中で、絶対に譲れない条件を明確にします。
具体的には絶対に実現したい“マスト”な項目と、他の条件が満たされれば妥協できる“ウォント”な項目を区別します。
また家族全員の意見を踏まえ、家族として何がもっとも重要かを話し合い、優先順位について合意します。
これにより、リノベーション業者との打ち合わせもスムーズに進みます。
当然家族によって要望が違うため、最終的には一部の要望のみ採用され、一方で却下されてしまう内容もあります。
予算や資金計画の共有についても、リノベーション前の家族会議では必ず行うべきです。
理想だけでなく、リノベーションにかけられる総予算を明確にし、家族全員で共有します。
ここでいう総予算には、自己資金やローンが含まれています。
また予算内において、何を優先するかを具体的に話し合わなければいけません。
リフォームローンなどを利用するのであれば、事前に情報収集を行い、無理のない計画を立てることも大切です。
ちなみにここまでの内容については、後から確認できるように必ずメモに残しておかなければいけません。
さらに一度ですべてを決めるのではなく、情報収集やプランの進捗に合わせて定期的に家族会議を開き、認識のずれがないか確認することが重要です。
リノベーションは、今後の生活を大きく変える大きな決断です。
そのためリノベーションした住宅に住む方は、実現可能・不可能に関係なく、とりあえず家族会議で積極的に自身の要望を伝えるべきです。
もし家族間で意見がまとまらないのであれば、建築士などのプロの意見も参考にし、客観的な視点を採り入れることも有効です。
クラン株式会社では、訳あり物件を積極的に買取しています。
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