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【横浜市鶴見区の不動産屋】鶴見銀座商店街の歴史と特徴

横浜市鶴見区には、多くの商店街が今もなお活気を保っています。
特に有名な商店街の1つに、鶴見銀座商店街があります。
鶴見銀座商店街というのは、どのような歴史の上で成り立っているのでしょうか?
また、どんな特徴があるのでしょうか?
鶴見銀座商店街について、解説します。

目次

鶴見銀座商店街の歴史

鶴見銀座商店街は、江戸時代に主要道路として整備された旧東海道にあります。
江戸と京都を結ぶ東海道の宿場町として発展してきた街で、街道沿いには土産物屋や茶店等が並び、非常に多くの人でにぎわっていました。

明治時代になると、新橋~横浜間で鉄道が開通しました。
1872年には鶴見駅が開設され、交通の要所にもなったのです。
そして鶴見を発展させたのが、東京湾の大規模な埋立工事です。

鶴見には、埋立工事に参加する人が鉄道を利用して集まり、大いににぎわったのです。
また、埋め立てが完了したエリアには大規模な工場が建てられ、工場で働く人も鶴見へと集ってきたため、鶴見銀座商店街も活気に包まれました。

1953年には鶴見銀座商店街協同組合も設立したのですが、設立される前からかなりの盛況を見せていました。
入り口のアーチにはベルがあって、1時間ごとに音色を響かせることから、ベルロードつるみという愛称もつけられています。

鶴見銀座商店街の特徴

鶴見駅東口にある鶴見銀座商店街の特徴といえば、まずベルロードつるみという愛称の由来にもなっている、商店街のアーチに取り付けられているベルです。
1時間ごとに、鐘の音が鳴り響いています。

また、現在のヒートアイランド現象を緩和するために、すず風舗装を実施しています。

すず風舗装は、夏季の道路舗装やコンクリート建築物による蓄熱や冷房機の排気熱などによって起こるヒートアイランド現象を抑制するために横浜市が取り組んでいる対策で、アスファルトの表面を粗くして隙間には水分を蓄える保水材をしみこませて舗装しています。

鶴見銀座商店街は、昼と夜でがらりと街並みが変わります。
日中は、スーパーマーケットや飲食店、美容院等、多くの人が利用するお店を中心として並んでいます。

しかし、夜になると昼間とは違い、繁華街としての顔が全面に出されて居酒屋などが並ぶようになります。
特に、第一京浜との間には多くのお店が並んでいます。

利用者の年齢は幅広く、商店街の中にはクリニックなども多いため、子ども連れの方や会社勤めの方などもよく見られます。
スーパーマーケットをはじめとして食品を扱っているお店も多いので、買い物帰りの人でもにぎわっています。

商店街の周辺には駐輪場もあり、お出かけの帰りに寄っていく人も少なくありません。
道路は幅が広くとられ、歩道と車道ははっきり分かれているので、ベビーカーを押しながら買い物をしたいという方でも安心して買い物ができます。

イベントも行われていて、特に第4土曜日は「つるぎんドット来~い!!」というイベントが開催されています。
フリーマーケットや抽選会、ワゴンセール等が開催されて、多くの人でにぎわいます。

また、ちびっこ王国やふれあい動物園など様々な催しものも行われていて、子どもにも人気があるイベントです。
パフォーマンスなどの企画もあって、家族連れで楽しむことができるでしょう。

現在は、鶴見銀座商店街で18代続く木曽屋が手掛ける、「イルプリモキソヤ」が注目されています。
街のランドマークとして古くからあるビルを改装した、外観がピンク色で非常に目立つ10階建てのビルです。

まとめ

鶴見銀座商店街は、江戸時代にあった旧東海道沿いに発展した商店街で、今も東海道を歩くツアーが行われています。
ベルロードつるみとも呼ばれるように、1時間おきに鳴り響くベルの音色が名物であり、商店街の街灯もベルの形になっています。
毎月第4土曜日にはイベントも開催されていて、家族連れで楽しめる人気スポットとなっている、歴史のある商店街です。

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