【横浜市鶴見区で住宅ローン相談】債務整理をしていても住宅ローンは利用できるでしょうか?
借金の返済が厳しい時は、任意整理や自己破産、個人再生などの債務整理をすることで、借金を減らすことができます。
しかし、以前に債務整理をしたことがある場合、住宅ローンは利用できるのか気になる人もいるでしょう。
債務整理をすると住宅ローンは利用できないのか、解説します。
住宅ローンと債務整理の関係
借金の額が増えて返済が難しくなった時は、債務整理によって借金を減額することができます。
債務整理の方法には、任意整理や自己破産、個人再生などがあり、それぞれ方法が異なります。
しかし、債務整理の問題点として、個人情報機関に債務整理をしたことが記録されてしまい、異動となってブラックリストに入ってしまうという点があります。
そして、住宅ローンの審査では個人信用情報を調べるため、債務整理をしたことが知られてしまうでしょう。
基本的に、住宅ローンは個人信用情報のブラックリストに入っている人は利用できません。
ブラックリストに入っているということは、返済能力が低いと判断されるのです。
ちなみに、住宅ローンを利用している途中で債務整理をした場合は、種類によって対応が異なります。
例えば、任意整理の場合は住宅ローンを整理対象に含めるかどうか選ぶことができ、整理対象に含めなかった場合は今まで通り返済することになります。
個人再生の場合は、住宅ローン特則というものがあり、住宅ローンは対象外として他の借金を減額することになります。
自己破産の場合は借金を返済する義務が免除されるのですが、担保を設定している場合は担保を取られることとなります。
債務整理の後で住宅ローンを利用するには?
かつて債務整理をしたことがあるという場合でも、住宅ローンは利用できます。
しかし、無条件で利用できるというわけではありません。
住宅ローンを利用する場合の注意点について、解説します。
まず、住宅ローンを申し込む金融機関は、債務整理と関係のないところを選びましょう。
債務整理をした後は5年から10年の間ブラックリストに記載されたままとなるのですが、ブラックリストから外れたからといってすぐに利用できるというわけではありません。
債務整理の対象となった会社には、債務整理をした顧客のデータが残っています。
データを基にして独自のブラックリストを作成しておいて、住宅ローンの審査ではチェックされることになります。
債務整理をした後は、対象となった金融機関で融資を受けるのが難しくなっています。
また、直接対象となった金融機関以外にも、グループ企業などには情報が渡されているため、系列には注意してください。
住宅ローンを申し込む際は、審査が甘いところを探して申込むという方法もあります。
審査基準を公開しているわけではないので、審査が甘い金融機関を探すにはクチコミなどを参考にする必要があります。
インターネット上で情報を集めると、他では断られたのに融資を受けられた、という銀行の評判などがあります。
審査が甘いという評判を見つけ、直接相談しに行くのがおすすめです。
中には、以前に債務整理をしたため今でも住宅ローンを申し込んでもどうせ駄目だろう、と思っている人もいます。
審査などに不安がある場合は、ぜひ銀行との交渉の経験が豊富な当社にご相談下さい。
まとめ
借金の返済に困った時、借金を減額できる債務整理を利用したことがある人は住宅ローンに申し込むときの審査で落とされる、と思っているかもしれません。
しかし、債務整理をしたことがあれば絶対に利用できないというわけではありません。
債務整理をした会社やグループ会社を避けて、別の金融機関に申込みましょう。
申込む際は、審査が甘いと言われている金融機関を選ぶのがおすすめです。