【鶴見で住宅ローン相談】全期間固定金利型の特徴
住宅ローンは、非常に大きな金額を借りることになるため、金利が少し違うだけでも支払う金額は大きく変わってきます。
後悔しないためにも、まずは金利タイプについて知っておくべきでしょう。
金利タイプの1つである、全期間固定金利型というのはどのような特徴があるのか、解説します。
全期間固定金利型とは?
住宅ローンには、金利がかかります。
住宅ローンを利用した際は、借りた金額に金利を加えた額を返済することになるのです。
金利は決まっているものではなく、金融機関ごとに設定されています。
金利には変動金利と固定金利があり、さらにいくつかの種類に分けられます。
固定金利の1つである全期間固定金利型というのは、どのようなものでしょうか?
特徴について、解説します。
住宅ローンの契約は、資金を借り入れてから返済を終えるまで続きます。
返済を終えるまでの期間は、数十年になることも多いでしょう。
長い期間かかる以上、金利がどのくらいになるかはわかりません。
固定金利は、変動金利と比べて利率は高いのですが、変動金利の場合は将来的にどこまで上がるかわかりません。
近年の固定金利は2~3%で推移していますが、変動金利は1%を切ることもある一方で、過去には8%を超えたこともあるため、いずれかなり高額になる可能性もあるのです。
全期間固定金利型のメリット
全期間固定金利型のメリットは、借り入れの時点で最終的な返済額が決定するという点です。
毎月の返済額が変わらないので、安定して返済ができます。
金利が途中で変動した場合でも、全期間固定金利型の場合は契約時の金利から変動することはありません。
将来の不安がないため、安定しているといえるでしょう。
ただし、途中で金利の見直しをすることはできません。
どうしても変動金利など別の金利プランに変更したい場合は、住宅ローンの借り換えをする必要があります。
また、変動金利型と比べると、金利は高く設定されています。
将来的にはわかりませんが、変動金利型がいくら安くても固定金利型は利率が高いままになっているのです。
全期間固定金利型にはメリットも多いのですが、デメリットもあります。
利用する前に、メリットとデメリットについてきちんと把握しておき、自分の希望に合っているかを確認してください。
まとめ
全期間固定金利型は、住宅ローンの契約期間中金利が変わらない金利プランです。
例えば、年利2%で契約していて将来の変動金利が10%に上がったとしても、全期間固定金利型の金利は変わらず2%のままです。
借り入れ時点で、毎月の返済額とトータルの返済額が決定しているため、返済計画も立てやすいでしょう。
ただし、変動金利型より金利が高く設定されているなどのデメリットもあります。