【横浜鶴見で任意売却】任意売却と競売の違いについて
住宅ローンの返済ができなくなったときの方法として、任意売却と競売という2つの方法があります。
どちらも自宅を売却する方法ですが、内容には大きな違いがあるのです。
任意売却と競売は、主にどのような点が違うのでしょうか。
任意売却と競売の違いについて、解説します。
任意整理と競売のタイミング
住宅ローンの返済が厳しくなって住宅を売却する場合の方法として、任意売却と競売があります。
任意売却と競売のタイミングはどう違うのか、解説します。
任意売却をする場合は、住宅ローンを借りている金融機関と協議をして、抵当権を外してもらう必要があります。
抵当権が設定されている不動産は、売却できないのです。
また、売却価格は金融機関が設定します。
所有者は、自分で売却価格を変更できないのです。
希望通りに売却するのは難しいのですが、希望に近い条件は望めるでしょう。
競売と任意売却のタイミングとして、まず競売の手続きをしたうえで任意売却の手続きを進めていきます。
しかし、競売が始まるタイミングになると、前日までに売却できていない場合競売のみの手続きに移行してしまうのです。
基本的には競売があり、競売が決まるまでの間だけ任意売却が可能となるのです。
任意売却を希望する場合、タイミングはかなりシビアになるでしょう。
競売を望まない場合は、任意売却ができるようしっかり相談しておきましょう。
主な違い
任意売却と競売は、かなり異なる点があります。
特に、住宅ローン返済のために重要な売り出し価格ですが、住宅ローンの場合は相場の8~9割なのに対して、競売は6~7割とかなり低くなります。
また、任意売却では価格を決定するのが金融機関ですが、競売の場合は裁判所が決定します。
どちらの場合も、所有者には決定権がありません。
売却にかかる期間は、任意売却であれば通常は1カ月から最大でも3カ月ほどです。
しかし、競売の場合は1カ月程度で売却手続きが終わります。
競売では、仲介手数料も必要ありません。
任意売却は通常の住宅の売却とあまり違いはないのですが、競売は情報も公開されるなどかなりの違いがあります。
2つの方法を比較した場合、なるべく好条件になりやすい任意売却をおすすめします。
まとめ
住宅ローンの返済が難しくなったときの方法として、任意売却と競売があります。
競売になると売却価格も低くなってしまうのですが、任意売却の場合は買い手を見つけることから始めなくてはならず、成功率もあまり高くありません。
2つの方法にはかなりの違いがあるため、まずは違いについて理解しておき、自身の希望に合った方法を選ぶようにしてください。