【横浜市鶴見区の不動産会社】不動産投資における自主管理の難しさ
賃貸経営などの不動産投資は、管理会社に委託し、関連業務を行ってもらうのが一般的です。
また中にはコストを節約するために、委託をせず自主管理を行おうとする方もいますが、こちらは非常に難易度が高いです。
今回は、不動産投資における自主管理が難しい理由を中心に解説します。
煩雑な業務の手間が増える
不動産投資における自主管理が難しいのは、何と言っても煩雑な業務の手間が増えることが理由です。
管理会社に委託すれば、賃貸経営における賃貸借契約などは基本的に一任できますが、自主管理の場合はこちらもオーナーが行います。
賃貸借契約には法律や不動産に関する膨大な知識が必要ですし、当然賃貸借契約書も作成しなければいけません。
また賃料や敷金・礼金の金額設定に関しても、オーナーが一から相場を調べ、自身で設定する必要があります。
ある程度不動産投資の知識があれば話は別ですが、ほとんど未経験の場合、いきなりこれらの業務を自力で行うのは現実的ではありません。
クレーム対応が大変
不動産投資を自主管理で行う場合、入居者からのクレームにも直接対応しなければいけません。
こちらも、自主管理が難しい理由の一つです。
管理会社に業務を委託する場合、入居者からのクレームは一度管理会社に入り、その後オーナーに伝達されるケースが一般的です。
一方、自主管理の場合は窓口がオーナーのみになるため、すべて一人で対応しなければいけません。
また単純に謝罪で済むようなクレームであればまだ良いですが、中には雨漏りや設備の故障など、業者を手配しなければいけないようなケースもあります。
もちろん、これらのクレームは昼夜関係なく入ってくるため、オーナーは日々の生活に大きな支障をきたします。
特に兼業の方は自主管理が難しい
不動産投資の自主管理は、普段会社員などとして働く兼業投資家の方にとっては、特にハードルが高いものです。
前述の通り、自主管理は管理委託と比べて手間がかかりますし、体力も消耗します。
そのため、日中に本業を行っている方にとっては、物理的に不可能な方法である可能性が高いです。
兼業投資家の方は、駐車場経営など賃貸経営とは異なる方法をおすすめします。
まとめ
不動産投資の中でも、賃貸経営を行おうと考えている方は、自主管理を選択肢から外すことをおすすめします。
コストのことだけを考えて自主管理を続けていても、いずれは立ち行かなくなる可能性が高いです。
また、不動産投資の方法は賃貸経営だけではありません。
管理の負担がほとんどなく、兼業投資家の方でも始めやすい方法は数多くあるため、まずはそちらを把握するところから始めましょう。