


中古物件のリノベーションでは、一部を細かく工事するケースもあれば、規模の大きい工事を行うケースもあります。
また後者の規模の大きいリノベーションには、メリットもあればデメリットもあるため、行う予定の方は事前に把握しておきましょう。
今回は、大規模リノベーションの概要とメリット・デメリットを解説します。
大規模リノベーションは、建築基準法における大規模の修繕・模様替えに該当する工事です。
具体的には、主要構造部の一種以上を1/2以上にわたり改修する工事を指します。
ここでいう主要構造部とは、壁や柱、床や梁、屋根や階段などを指しています。
また上記の工事に加え、建物の構造や安全性に影響を与える工事も含まれます。
これらは建築許可申請が必要です。
例えば家全体の改修や建物の増築、建物のスケルトン解体や階段の架け替え、屋根の全面改修などが該当します。
中古物件の大規模リノベーションを行うことで、間取りの自由度は高くなります。
例えば壁を取り壊したり、新しい間取りをつくったりすることで、部屋の配置や広さを自由に設計できるようになります。
また個性的なデザインやオシャレな空間を実現できるのもメリットです。
大規模リノベーションでは、好みの壁紙や床材を選んだり、最新の設備を導入したりすることができます。
このようなデザインの物件は、ただ単に売りに出されている中古物件を購入するだけではなかなか手に入りません。
その他、既存の建物の構造や柱などを活かしながら、必要な部分を改修できる点もメリットです。
大規模リノベーションは工事範囲が広いため、費用が比較的高額になります。
特に築年数が古い中古物件の場合は、想定以上の費用がかかることが考えられます。
また一部の細かいリノベーションをするケースと比べて、工期が長くなる点もデメリットです。
フルリノベーションの場合だと、2ヶ月~半年ほどかかることもあり、なかなか新居に入居できません。
さらに中古物件の場合、建物の構造によっては、間取りの変更などの大規模リノベーションができないこともあります。
大規模リノベーションを検討している方は、工期についても費用面についても、綿密な計画を立てなければいけません。
確かに、大規模リノベーションを行えば中古物件でも自身の理想に近い物件が手に入ります。
しかし計画がしっかりしていないと、費用が足りなくなったり、想定していた時期に入居できなくなったりといったトラブルにつながります。
クラン株式会社では、訳あり物件を積極的に買取しています。
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横浜市鶴見区鶴見中央2-2-23
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