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【横浜の不動産会社】中古物件においてリノベーションできない部分とは?

住宅を購入しようとする方の中には、中古物件を購入し、リノベーションして費用を抑えようと考える方も多いでしょう。

しかし、中古物件を購入してリノベーションするのであれば、リノベーション不可能な部分を前もって把握しておきましょう。

今回は、具体的にどの部分がリノベーション不可能なのかについて解説します。

目次

耐力壁

中古物件におけるリノベーション不可能な部分には、まず耐力壁が挙げられます。

耐力壁とは、住宅の荷重を支えている壁のことをいい、具体的には外壁のことを指します。

つまり、耐力壁をリノベーションによって取り壊すということは、その住宅の荷重を支える壁を取り壊すということになるため、リノベーションができないということです。

一方で、耐力壁の内側にある壁(間仕切り壁)は構造上必要不可欠な壁ではないため、リノベーションによって取り壊したり、移動させたりしても問題ありません。

また、耐力壁と間仕切り壁の見分けが付かないという方は、図面集をチェックしましょう。

図面集は、契約図面や重要事項説明書を兼ねた、設計図書を元に描き起こされた図面です。

不動産会社の多くは図面集において耐力壁を灰色、間仕切り壁を白抜きで記載していることが多いため、チェックすればすぐに見分けられるでしょう。

水回り

中古物件においてリノベーションができない部分には、台所やトイレ、浴室などの水回りも挙げられます。

なぜかと言うと、水回りは床下に高低差がなければうまく機能しないからです。

本来、水回りの床下には、排水をスムーズに流すための高低差が付いています。

しかしリノベーションによって水回りを移動させ、高低差がある部分(排水設備がある部分)と水回りが遠くなってしまった場合、水回りの床下の高低差は緩くなります。

こちらは、うまく排水が流れなくなることにつながります。

排水がうまく流れなければ、各水回りの設備は正常に機能しません。

つまり、その住宅が建築された時点で、水回りのある場所はある程度決められているということです。

リノベーションの施工業者と打ち合わせをし、相談すれば水回りを移動できる可能性はありますが、基本的にはリノベーション不可能だと考えておくべきでしょう。

まとめ

中古物件をリノベーションしようと考えている方の中には、リノベーションの予算のことばかり考えてしまう方もいます。

しかし、そうすると実際は不可能なリノベーションの予定を組んでしまい、頓挫してしまう可能性があります。

そのため、購入する物件が決定した後は、自身が思い描くリノベーションが可能かどうかを先にチェックしなければいけません。

クラン株式会社では、訳あり物件を積極的に買取しています。

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